廃用症候群はどんな病気?
1週間の寝たきりで、筋力は10~15%も落ちる!
病気・ケガ等で長期間の安静状態が続くことで、身体能力がや精神面に支障が出る症状のことです。
寝たきりの状態から連鎖して起こる廃用症候群。
その症状は以下の通りです。
- 運動器障害・・・筋肉や骨の萎縮・関節の硬化
- 循環器、呼吸器障害・・・誤嚥性肺炎、心臓の機能低下、血栓症など
- 自律神経、精神障害・・・うつ病、せん妄、認知機能の低下など
原因
過度の安静
「早く治すためにちゃんと休まないと!」と体を動かさない期間が続いた場合、
筋肉や関節、内臓のはたらきが衰えてしまいます。
高齢者の運動不足
寝たきりでない方でも、特に高齢者の方は身体機能の低下から外出する頻度が下がり、
気付かないうちに体にさまざまな症状が現れている場合があります。
廃用症候群を予防・改善するには筋肉の維持・強化が大切!
廃用症候群を防ぐのに大切なのは、何よりも寝たきりにならないこと!ご自宅の中でもなるべく体を動かし、筋肉を維持できるように心がけましょう。痛みなど、お体に不調のある方は鍼や運動療法によるリハビリも効果的です。ご相談ください!