おならのお話- 株式会社からだケア

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おならのお話

皆様こんにちは。からだケア多摩の丹内です。
先日私も借りているシェア畑のイベントで芋掘り体験をしてきました。
じゃが芋、里芋、さつまいもとおいしく頂きました!
ところで皆様こんな話を聞いたことないですか?
「サツマイモを食べるとおならがよく出る」
今回はこれに因んだ話を少ししていきたいと思います。

さつまいもは食物繊維が豊富です。

食物繊維はほとんど分解されないまま大腸にたどり着き、腸内細菌の栄養になります。栄養分が多いと腸内細菌の働きが活性化し、食べ物を分解し、ガスを発生させます。それが空気と混ざったものがおならとして排出されます。


これがさつまいもを食べるとおならがよく出る正体です。
おならの臭いは食べたものによって変わります。
肉や魚・卵などたんぱく質や脂質は腸内で悪玉菌の餌になり、アンモニアなど臭いにおいの元になるガスが発生します。
一方、野菜やお芋、豆などに多く含まれる食物繊維は腸内で善玉菌の餌になり、炭酸ガス(二酸化炭素)など、においがないガスが発生します。
所謂、
動物性たんぱく質や脂質を多く食べると臭くなりやすく、食物繊維を多く含む食べ物を食べると臭くなりにくいという事ですね!
ストレス、不規則な生活、便秘でも腸内環境は乱れやすく、おならも臭くなりやすいので注意しましょう!
予防策として、ヨーグルトなどを食べて腸内に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が増えると、善玉菌の働きが活発になり、おならの臭いは抑えられるみたいですよ。
おならは腸が元気に働いている証拠でもあるので、我慢し過ぎると、ガスが腸内にたまっておなかが痛くなりますし、臭いの元の成分には発がん性物質に近いものがあります。おならを我慢したらがんになるわけではないですが、体の中にためず、トイレなどで出した方が良いでしょう。我慢しないで下さいね!