冬場の足の攣れに関して- 株式会社からだケア

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冬場の足の攣れに関して

冬に「足がつる(痛たっ!!)」原因と対策

みなさん、こんにちは。からだケアの飯島です。
今回は冬場の足のつり(攣り)について書かせていただきます。

誰でも中年過ぎれば一度は経験があると思いますが、ご年配方で冬に足がつる、という方がちらほらおられます。ではなぜ、冬に足はつれやすいのでしょうか?


加齢に伴い筋肉量が低下している、夜間トイレに立ちたくないため水分を控える、さらに寝ている間の発汗(コップ1杯分)やスポーツなどで水分が減少する→循環が悪くなる、寒さにより抹消血行が少なくなり栄養(ミネラル分)が行き渡らない、などの理由により足の筋肉が誤作動を起こし、つってしまいます。

また、腰部から足に伸びる神経に圧迫箇所がある(例えば脊柱管狭窄症など)場合にも、神経の異常興奮により足がつれることもあるようです。腰痛持ちで足がよくつれる方は疑いありですね…。

このほか、動脈硬化や下肢静脈瘤(=循環不良)、糖尿病(=抹消神経障害)、肝臓・腎臓の障害、など基礎疾患がある場合は頻繁につることもあるようです。つる頻度が多い場合は、一度受診をお勧めします。

一般的な対策として、
1. 足を温める、温かくして寝る(ホッカイロを貼るなど)
2. ミネラル分を摂る(マグネシウム、カリウムなど。果物がオススメ)
3. 水分を摂る
4. ストレッチをする
5. 日頃からツボを押す(足三里、陽陵泉など)
6. 体質改善に漢方を飲む(芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が有効との事例が多数)
などが挙げられます。お酒の飲みすぎも良くないみたいですよ。何事も「過ぎ」たらあかんのですね。

以上、ご参考にしていただければ幸いです。
もうすぐ春です。どうぞ寒い冬を元気に乗り切って下さい!!