気圧と頭痛
こんにちは! からだケアの小原です。
季節はすっかり秋めいてきましたね♪
朝晩の寒暖差が大きくなり、外を歩いている人を見ていると、日中も洋服が夏服から秋服へ変わった方を見かける様になりました。
この季節は体がだるい、眠い、体調がおかしい…と感じる方もいるかと思います。
様々な原因が考えられますが、原因の一つは「気圧の変化」です。
秋は台風など低気圧、寒暖差の影響により、体内のバランス(自律神経)が乱れ、頭痛、めまい、身体のだるさ、食欲不振、鼻水、咳など様々な症状が現れます。
特に頭痛に悩まされている患者様は全国に840万人もいると推定されます。
頭痛の原因は様々ありますが、一つとしては単に頭の問題だけでなく、首や肩の凝り→血行障害→頭痛に繋がることもあります。
気圧の変化による頭痛の原因は耳の中には気圧を感知するセンサーが備わっており、気圧が低下すると耳の中のセンサーが反応(膨張)し、脳に「気圧が下がりますよー!」と伝えます、脳は気圧に対してストレスを感じ、自律神経のバランスを崩し、自律神経の乱れを起してしまします。
天候なので自力で天気をどうにかする事は難しいですね…。
しかし、天候は難しくても、そのような状態に陥った際の対処を知っているだけでも違います。
頭痛の対処として 主に
(1)首、肩、背中のストレッチ とセルフ体操
→首の付け根(うなじの辺り)から肩、背中周りのストレッチ
首の付け根と肩を引き離すように伸ばしてあげる。
(2)ホットパックなどで温める (手の平でも可(手当て)
→人間の首は意外と冷えている事が多いです。手のひらで首~肩周りに手を1分~2分程当ててあげるだけでも血流改善に繋がります。
※手が冷えている方はホットタオルで温める形でも良いです。
(3)ゆっくり湯船に浸かる
→いつもより長めにお風呂に浸かる事も効果があります。
※のぼせないように水分補給と入浴中の首の温めでも血流改善に繋がります。
(4)適度な運動
→肩甲骨体操(肩甲骨を回す)を行う。
背中の緊張をほぐす目的で、両方の肩に手を当て、肘を中心に時計回り、半時計周りに大きく肩甲骨を動かすように回し、背中を動かすようにすると良いです。
お身体を温める事、動かす事はお身体にとって決して悪い事ではありません。
継続する事で少しずつ効果が出てきますので、ぜひ行ってみてください!