ゆず湯について
こんにちは。からだケアの萩原です。
冬至の日には、ゆずを湯船に浮かべた、ゆず湯に入る風習があります。このゆず風呂は、銭湯が出来た江戸時代から始まった習わしです。
冬至の日は2024年12月21日になります。冬至にゆず湯に入るのにはいくつか理由があります。
●冬至は上昇運に転じる大事な日の為、ゆず湯で禊をして身を清める、邪気を払うという意味があります。
●ゆずは実るまでに長い年月がかかる為、長年の苦労が実りますようにとの願いもあります。
●ゆず湯には、血行を促進して体を芯から温める効果がある為、風邪の予防、肌荒れにも効果があります。
こうしたことから、冬至にゆず湯に入ると風邪を引かずに冬を越せると言われています。
ゆず湯の効能、効果は?
ゆずには多くの栄養が含まれています。とりわけ皮には香りの成分である精油やリモネン、肌に良いとされるビタミンCがたくさん含まれています。それらの効果で血行が促進され体を温めてくれ、乾燥しがちな冬の肌対策にもなります。また香りの成分は揮発性の為、お湯に入れるとさらに香りがたちます。柑橘系の爽やかな香りはリラックス効果をもたらします。
ゆず風呂の作り方
●ゆずを丸ごとお風呂へ入れる。
●ゆずを輪切り、または半分にカットしてから入れる。
●ゆずを輪切り、または半分にカットして袋に入れてからお風呂に入れる。
●ゆずの皮だけを袋に入れてお風呂に入れる。
●ゆずの液をしぼって入れる。
一般的にゆず風呂では、ゆずを3~5個使用します。
肌の弱い方やお子様が入る場合は、丸ごとお風呂に入れる事をおすすめします。