百人一[首]
新たに令和七年を迎えましたが、皆様のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
からだケアの羽場(はねば)です。
お正月の遊びと言いますと、百人一首を実際にされた方、思い出す方も多いと思います。今回は、この百人一首の[一首]に因んで[首]について語ってみたいと思います。
漢詩、和歌、短歌は一首、二首…と数え、[首]は長い物を数える助数詞のようですが、人間の身体にも[首]のつく部位がありますよね?
[頭を支えている首]、[手首]、[足首]
この3部位の首は、冷寒対策にとても重要な部位で、東洋医学では温めると健康維持に有効なツボもあります。
(1)首:風池(ふうち)、肩井(けんせい)
(2)手首 : 神門(しんもん)、外関(がいかん)
(3)足首:三陰交(さんいんこう)、照海(しょうかい)
※カイロは低温やけどなど危険も伴うので、マフラーや、長手袋、アームウォーマー、ハイソックス、レッグウォーマーなどで温めましょう。
特に室内でも注意して頂きたいのは、足首‼️です。『頭寒足熱(ずかんそくねつ)』という言葉を耳にした事があるかと思いますが、足を温め、頭(耳から上)を冷やす事が健康の秘訣なのですが、冷気は下、暖気は上、と人間の思惑とは逆に集まる性質があります💦。
同じ室内でも上部と下部では10℃〜20℃の温度差があるようです。冬季、夏季(冷房)を含め、体温調整を考えながら、免疫向上、心身健康を目指し愉しんでいきましょう!!♪