足の浮腫み(むくみ)の改善体操について
こんにちは。
からだケアの中鶴です。
ご高齢者の患者様を中心に訪問鍼灸マッサージをさせて頂いていますが、下腿の浮腫み(むくみ)に悩まれている方が多いです。
今回は、浮腫みが起きる原因とセルフケアで出来るトレーニングをお伝えしたいと思います。
下腿は血行やリンパの流れが悪いと、身体に体液が溜まってしまいます。その状態が「浮腫み」です。
ふくらはぎは心臓から遠い位置にあり、心臓に血液を戻すには、重力に逆らう必要があります。
ふくらはぎの筋肉が収縮する事で、静脈弁が開き、心臓に血液を戻す事が出来ます。
ふくらはぎの筋力低下は、心臓に戻る静脈の流れを停滞させ、「浮腫み」を作ります。
このように、ふくらはぎの筋肉を使う事と筋力が強くなる事が、「浮腫み」を改善するのに、大事な事になります。
自宅で無理なく行えるトレーニングとして、こちら「つまさきあげ」と「かかとあげ」のふたつのトレーニングをご紹介させて頂きます。
「つまさきあげ」
「かかとあげ」
回数の目安としましては[1回を8秒]で、[10回×3セット]になります。
ゆっくり行う事で、自重トレーニングで効率良く鍛える事が出来ますし、転倒予防や怪我予防をする事も防げます。
梅雨の時期は特に浮腫みが強くなりやすいです。
食事など色々と要因はありますが、ケアの一つとして、取り入れてみて下さい。