腹圧(体幹)の大切な事
こんにちは。
からだケアの中鶴です。
高齢者を中心に訪問鍼灸マッサージをさせて頂いていますが、若い時に比べて姿勢が猫背になってきた事や便秘に悩まれている方が多いです。
今回は、「腹圧」についてとセルフケアで出来るトレーニングの一つの「ドローイン」についてお伝えしたいと思います。
「腹圧」とは、腹腔内部にかかる圧力の事で、腹腔は横隔膜から骨盤までの間です。
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群の4つの筋肉で腹腔を支えています。
働きとしては、腹腔内圧を高めて、咳や排尿や排便の際に働く事と体幹の安定化があります。
こちらの筋肉を鍛える事で「腹圧」を高める事ができ、改善する事が出来ます。
今回の「ドローイン」はその中でも、腹腔部を前面と側面から支えている腹横筋を鍛える事が出来るトレーニングになります。
やり方はこちらになります。
回数の目安は [1回を5秒(お腹を凹ました状態)] で、[5回×3セット] になります。
仰向けで行うのがベースとなりますが、慣れてきましたら、座った状態や立った状態で行う事で、より負荷を高める事が出来ます。
今年は猛暑日の回数が多く、10月頃まで残暑が続くとの事ですので、くれぐれもご自愛下さい。