体を冷やすショウガ・温めるショウガ
皆さま、こんにちは!からだケアの飯島です!
10月に入り、ようやく秋らしい天候になってきましたが、体調はいかがでしょうか?
暑い暑い長い夏が急に終わり、一気にひんやりとした気候になりましたが、体調を崩してはいませんか?
これからの時期、寒さが苦手な人にとっては戦いの日々が続きますが、今回は、体を温めると言われている「ショウガ」について紹介したいと思います。
結論から言いますと、加熱したショウガは持続的に体を温めてくれますが
生のショウガは逆に体を冷やすため、ご注意ください、という内容です。
生のショウガには、あの特有の辛味成分「ジンゲオール」という成分が入っており、
解熱作用や殺菌作用などがあると言われています。「ショウガ=体を温める」、という先入観で
このジンゲオールを摂取すると、実は体を冷やしてしまいます。
回転すしのガリなどはこの類です。
一方、加熱したショウガ(100℃程度で長い時間)では、このジンゲオールは
「ショウガオール」という成分に姿を変え、「持続的に体を芯から温める」働きをするようになります。
豚の生姜焼きや生姜の佃煮などの加熱調理メニューなどがその代表例でしょう。
180度、正反対の働きになることは驚きですね。
ちなみに、食べ過ぎは胃を荒らしてしまうようなのでご注意ください。習慣的に、毎日少しずつ、がオススメです。
冷えは万病のもとです。
ぜひ色んな工夫をしながら寒い時期を温かく乗り切りましょう!!