スイカについて
こんにちは。からだケアの萩原です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?今回はスイカについてお話させて頂きます。
スイカの約90%は水分で出来ています。からだを冷やす作用があり、真夏の水分補給に最適です。その他にも「ビタミンA」、「ミネラル」、「リコピン」、「シトルリン」が豊富に含まれています。
スイカには体内で「ビタミンA」に変わる「β-カロテン」が豊富に含まれています。「β-カロテン」は抗酸化物質として働く為、老化防止や疾患予防にも効果があります。「ビタミンA」は眼や皮膚の健康を維持する他、免疫機能の維持にも影響があります。
中でもスイカには「カリウム」が豊富に含まれています。「カリウム」は体内の余分な「ナトリウム」を排出する働きをもち、取りすぎた塩分を体外へ排出し高血圧の予防、改善に役立つと言われています。「ナトリウム」を排出する事で体内の余分な水分の排出されるため、むくみの解消にも役立ちます。
「リコピン」はトマトにも多く含まれることが知られていますが、すいかにも含まれています。「リコピン」には「β-カロテン」と同様に強い抗酸化作用があるため、肌や血管を若々しく保つ効果が見込めます。
「シトルリン」は血流促進の効果があり、動脈硬化の予防や冷えの改善が見込めます。
主な産地は熊本県、千葉県、山形県です。
生産量は(令和4年度)1位が熊本県48,000トン。2位千葉県36,800トン。3位山形県31,400トンになります。最も市場に早く出回るスイカは熊本県産で、季節を追うごとに旬の産地は北上していきます。(旬の時期は4月~8月頃)
スイカの選び方は果皮にツヤがあり、縞模様がくっきりしているものが良いとされています。軽く叩いた時に音にハリがあり、弾むような澄んだ音がするものが良いとされています。熟したサインは、低い音がする時です。
以上の事を参考にして頂けたら幸いです。まだまだ暑い日が続きますが、体調に気を付けてお過ごし下さい。